戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。
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ちま佐助+パパ位置な真田+少年政宗さま
※毎度の事ながらモブ忍がしゃべります。
佐助の両親は共働きで、確かにあまり暇ではない。
幸村が直属の上司なのだから、その事情はよく心得ていた。――そのつもりだ。
だが、事あるごとに佐助を幸村に預け、色んな方に会わせてやってください、と送り出していた部下たちの真意はどこにあるのか。
――前世の縁を、大切に。
色んな方に、というのはもちろん、その前世に出会った人々のことだ。佐助の両親がそもそも、佐助と前の世で縁がある。だがもっと他に、当時の幸村が知るだけでも、四国の長曾我部や――奥州の独眼竜、伊達政宗が、今生に姿を現していた。
ただし独眼竜は、佐助と七つしか離れていない、小学生だったのだが。
「ワーオ、またずいぶんcuteなかっこうだな。たけだの忍び」
公園のベンチで待っていた伊達政宗少年は、ぴゅーうと器用に口笛を吹く。
その日の佐助は、たっぷりとしたパーカーを着せられていた。
色は蜜柑めいた明るい橙色で、フードをかぶれば綿の入った大きな三角の耳がたつ。背中のすそから垂れたしっぽは、筆の穂のように柔らかくふくらんで、すぼまる辺りは白くなっていた。
――つまり、狐の耳としっぽがついた上着なのだった。
キュート、の意味を何と思ったか、佐助はきゅっと唇を尖らせる。
「まさむね、きつね、きらい?」
というのも、佐助にこの服を用意した佐助の両親が、絶対にウケますよー間違いなし間違いなし!幸村様デジカメ持って行ってくださいね?と満を持して送り出したのだ。
あれだけ大騒ぎされれば気にもなるだろう。――単に、相手が政宗殿だからやもしれぬが。
「Han?きらいじゃねえよ」
そう言いながら、幸村に抱えられた佐助の頭を耳つきのフードごと、もふもふと撫でる。ニイと笑う。さわり心地もよかったのだろう――間違いなく、気に入った、という顔だ。
幸村にはそれがよく分かったから、まだ何か言いたげに唇をムニムニさせている佐助より、政宗の方に目を向けた。
「して、政宗殿」
「ん?」
「政宗殿の方の、それは――」
それは、黒いパーカーだ。パーカーと呼んでいいのか迷うところだが、フードがついてジッパーで前を閉じている。
耳がついている。
角もついている。
しっぽらしきものがついている。
羽も、ついている。強いて言えばコウモリめいた羽だ。
背中から尾にかけて、鰭のようなものがついている。
袖は手首に向かうにつれて太く広がり、手の甲の辺りには爪が、そして、この袖にも、鰭が。
さらに、所々に、鱗の飾りがついている。
――佐助のキツネさんパーカーより凝りに凝ったこれは、おそらく、間違いなく。
「竜にござるな」
言い当てられて、前世で竜と呼ばれた少年は、満面の笑みを浮かべた。
「It's one eyed dragon!」
天然の牙とつり目に、金の眼。
右目は今世では無いまま生まれたらしいと、先に見つけた長曾我部元親に聞いていた。
――年の頃以外は、何も変わることなく。そう思っていたが。
(このように笑われる方であったか……)
感慨深く見入っていると、尻ポケットでブブブと鳴る気配がある。
携帯電話だ。
「おお、失礼いたす、政宗殿」
佐助を頼んでよろしいか?
「OkayDokay」
みっつの子どもは十の子どもに軽くはない。それでも少年独眼竜は気安くうなずいてベンチに座り、膝に子狐を迎え入れた。
「携帯電話かよ、幸村のくせにナマイキだな」
「なま」
こっくりとうなずく佐助に苦笑しながら、応対ボタンをプッシュする。
とたんに声が聞こえてきた。
何してるんですか幸村様!シャッターチャンス!シャッターチャンス!
――佐助の両親の声である。
つまり、仕事中のはずの幸村の部下の声である。
「お前たち、どこから見ている……」
それは職務上の秘密です。
そんなことよりせっかく奥州の伊達様とそろえたんですから、くれぐれもお願いしますね!
いえ、無論我ら真田忍隊、幸村様の手腕を信じておりますが――。
「待て、お前たち、なぜ今日の政宗殿の服装など」
それは職務上の秘密です。
強いて言えばデートには勝負服で来るものですし、伊達様はその辺りきっちり押さえていらっしゃるかなと。
交互にしゃべる男女の声に、幸村はクラクラする頭を手で押さえた。
元忍隊の諜報能力をフルに使い、佐助の前世が縁を喜ぶ――此奴らの真意とは。
(単なる面白本意……)
なのやも、しれない。
「わんわんどらごん」
「No,no,ワン、アイド、ドラゴン。独眼竜だぜ」
「どくがん、りゅ」
この世の真理を垣間見たような悟り顔の幸村のうしろ、当の佐助は小さな両手で、竜のフードの角など撫でてご機嫌のようだった。
「どくがんりゅーの、だんな」
+++
Twitterで見たドラゴンのパーカーがかわいかったので……。
399.99ドルとか書いてあったから、海外のものかな?“C algary C osplay”がメーカー名と思われます。
※毎度の事ながらモブ忍がしゃべります。
佐助の両親は共働きで、確かにあまり暇ではない。
幸村が直属の上司なのだから、その事情はよく心得ていた。――そのつもりだ。
だが、事あるごとに佐助を幸村に預け、色んな方に会わせてやってください、と送り出していた部下たちの真意はどこにあるのか。
――前世の縁を、大切に。
色んな方に、というのはもちろん、その前世に出会った人々のことだ。佐助の両親がそもそも、佐助と前の世で縁がある。だがもっと他に、当時の幸村が知るだけでも、四国の長曾我部や――奥州の独眼竜、伊達政宗が、今生に姿を現していた。
ただし独眼竜は、佐助と七つしか離れていない、小学生だったのだが。
「ワーオ、またずいぶんcuteなかっこうだな。たけだの忍び」
公園のベンチで待っていた伊達政宗少年は、ぴゅーうと器用に口笛を吹く。
その日の佐助は、たっぷりとしたパーカーを着せられていた。
色は蜜柑めいた明るい橙色で、フードをかぶれば綿の入った大きな三角の耳がたつ。背中のすそから垂れたしっぽは、筆の穂のように柔らかくふくらんで、すぼまる辺りは白くなっていた。
――つまり、狐の耳としっぽがついた上着なのだった。
キュート、の意味を何と思ったか、佐助はきゅっと唇を尖らせる。
「まさむね、きつね、きらい?」
というのも、佐助にこの服を用意した佐助の両親が、絶対にウケますよー間違いなし間違いなし!幸村様デジカメ持って行ってくださいね?と満を持して送り出したのだ。
あれだけ大騒ぎされれば気にもなるだろう。――単に、相手が政宗殿だからやもしれぬが。
「Han?きらいじゃねえよ」
そう言いながら、幸村に抱えられた佐助の頭を耳つきのフードごと、もふもふと撫でる。ニイと笑う。さわり心地もよかったのだろう――間違いなく、気に入った、という顔だ。
幸村にはそれがよく分かったから、まだ何か言いたげに唇をムニムニさせている佐助より、政宗の方に目を向けた。
「して、政宗殿」
「ん?」
「政宗殿の方の、それは――」
それは、黒いパーカーだ。パーカーと呼んでいいのか迷うところだが、フードがついてジッパーで前を閉じている。
耳がついている。
角もついている。
しっぽらしきものがついている。
羽も、ついている。強いて言えばコウモリめいた羽だ。
背中から尾にかけて、鰭のようなものがついている。
袖は手首に向かうにつれて太く広がり、手の甲の辺りには爪が、そして、この袖にも、鰭が。
さらに、所々に、鱗の飾りがついている。
――佐助のキツネさんパーカーより凝りに凝ったこれは、おそらく、間違いなく。
「竜にござるな」
言い当てられて、前世で竜と呼ばれた少年は、満面の笑みを浮かべた。
「It's one eyed dragon!」
天然の牙とつり目に、金の眼。
右目は今世では無いまま生まれたらしいと、先に見つけた長曾我部元親に聞いていた。
――年の頃以外は、何も変わることなく。そう思っていたが。
(このように笑われる方であったか……)
感慨深く見入っていると、尻ポケットでブブブと鳴る気配がある。
携帯電話だ。
「おお、失礼いたす、政宗殿」
佐助を頼んでよろしいか?
「OkayDokay」
みっつの子どもは十の子どもに軽くはない。それでも少年独眼竜は気安くうなずいてベンチに座り、膝に子狐を迎え入れた。
「携帯電話かよ、幸村のくせにナマイキだな」
「なま」
こっくりとうなずく佐助に苦笑しながら、応対ボタンをプッシュする。
とたんに声が聞こえてきた。
何してるんですか幸村様!シャッターチャンス!シャッターチャンス!
――佐助の両親の声である。
つまり、仕事中のはずの幸村の部下の声である。
「お前たち、どこから見ている……」
それは職務上の秘密です。
そんなことよりせっかく奥州の伊達様とそろえたんですから、くれぐれもお願いしますね!
いえ、無論我ら真田忍隊、幸村様の手腕を信じておりますが――。
「待て、お前たち、なぜ今日の政宗殿の服装など」
それは職務上の秘密です。
強いて言えばデートには勝負服で来るものですし、伊達様はその辺りきっちり押さえていらっしゃるかなと。
交互にしゃべる男女の声に、幸村はクラクラする頭を手で押さえた。
元忍隊の諜報能力をフルに使い、佐助の前世が縁を喜ぶ――此奴らの真意とは。
(単なる面白本意……)
なのやも、しれない。
「わんわんどらごん」
「No,no,ワン、アイド、ドラゴン。独眼竜だぜ」
「どくがん、りゅ」
この世の真理を垣間見たような悟り顔の幸村のうしろ、当の佐助は小さな両手で、竜のフードの角など撫でてご機嫌のようだった。
「どくがんりゅーの、だんな」
+++
Twitterで見たドラゴンのパーカーがかわいかったので……。
399.99ドルとか書いてあったから、海外のものかな?“C algary C osplay”がメーカー名と思われます。
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