織り姫は機織りの名手、彦星は働き者の牛飼い。
なのに結婚したら仲がよすぎて仕事をしなくなっちゃった。それで天帝が怒って二人を離ればなれにさせたんだ。
(一年に一度、七と七が重なる日にだけ逢瀬を許された夫婦)
Ha,また似合わねえ寝物語を仕込んで来やがって。あんたは一体なにがしたい。
だからさ、仕事は真面目にやらなくちゃ、恋しいお人と離ればなれにさせられちまうかもしれないだろ?
それであんたは『仕事』をするのか。
(天の河をはるばる渡り、愛しい人に会いに来る)
それであんたは、俺を殺すのか。
だって、仕方ないじゃない。……竜を殺せない忍びなんかになり果てたら、一年に一度だって会わせてもらえないだろ。
Han?
一生、会えなくなっちまうよ。
なるほどな。……OkayDokay,来いよ、忍び。
(この夜だけに許された)
「ただし今夜は七夕だ。あとの三百六十四日なら、あんたの『仕事』につきあってやるがな」
「うわ、何その都合のいい解釈!」