戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。
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昨日は恐惶謹言に一般参加した(あちこちでお菓子をいただきました)のちCちゃんと夢の島熱帯植物園(謎のハロウィン仕様)に行き、夜は実家で麻雀したり(我が家にハロウィンの文字はない)してました。一日中遊んだなあ…。
イベント参加された皆さま、おつかれさまでした!
そんなわけでハロウィンカウントダウン、投稿しそこねましたが、昨日載せるはずだったネタを下に下に。
※5A式if設定
※女装注意
フランケンシュタインと言われてダテ博士がイメージするのはがっしりとした大男だ。額に縫い目が入って顔色の悪い、大男だ。髪は短く、大きな螺旋が埋め込まれ、古ぼけたジャケットを着ている。
どこから植え付けられた知識か、ともあれそのビジュアルは旧世紀のムービーで創造されたものであるらしい。
――人造人間の代名詞。確かに、なんとなく、聞いたような覚えはある。ある、が。
「…考え直せ」
「なんで?」
政宗の目の前にいるフランケンシュタインは、ひょろりと背が高い。背は高いが、大男とは言い難い。
甘そうなオレンジ色の髪を額から後ろに流して、頭に大き銀色のネジを飛び出させ。ダテ博士ご自慢の、継ぎ目ひとつない明るい色の肌は土気色。大きな縫い目さえ入っている。
――喧嘩売ってんのか、こいつ。
BASARAタワーに並びなき天才少年、マサムネ・T・ダテ博士謹製の甲斐原理統合5A式ヒューマノイド――サスケは、自らフランケンシュタインであると主張しながらハロウィンを過ごす気でいるらしい。
――正直、それはそれでかまわないのだ。自分で選んだのなら好きにしろ。だがしかし。
「おれは着ねえぞ、そんなもん」
「なに言ってるの、政宗ったら。ハロウィンってお子さまが仮装するのがメインじゃん」
とニコニコしながらオレンジ頭のフランケンは、ダテ博士にその衣装を押しつける。
レースでおおわれた、長いすその端がやぶれた、花飾りもどことなくすすけた、黒い――けれどまがうことなき、ウェディング・ドレス。
「これがハロウィン用のラッカーファンデで、俺のより肌白いタイプね。傷のシールは…まあいいや。いやあ、サイズぴったり!さすが俺様」
――なにが流石か。
フランケンのくせに白い花婿衣装で来たときから、いやな予感はしていたのだ。
テーマは『フランケンシュタインとその花嫁』であるらしい。
「考え直せ!」
ちゃかちゃかとメイク道具を並べるオレンジ頭に再三そう叫べば、フランケンはその透明な鳶茶色――ではない、金色めいたカラーレンズの目を、仕方ないなあとばかりに細めた。
「適当に考えといてくれ、って言ったの、マサムネ博士でしたよね」
「But,」
「博士が研究馬鹿な日々を送ってる間せっせと用意したのに……俺様の苦労も水の泡か……」
その辺りのやりとりを思い出すと、政宗もつい口をつぐんでしまう。
このところホウジョウ博士の頼みでそちらの研究所に出向くことが多かったから、サスケに色々と任せきりにしていたのだ。
若干15歳の政宗に対して背ばかり高い、成人男性を模して作られたサスケではあるが、ダテ博士にしてみれば大きな息子のような存在と――言えないこともない。
「…veil、あるんだろうな」
顔隠せるやつ。
憮然とした顔で言えば、フランケンはパアッと顔を明るくする。
――そういう素直な反応すんな、わざとだろ!Shit!
結局のところこの大きな子どもに弱いダテ博士は、視線をそらして舌打ちした。
ヒューマノイドが人造人間に仮装するというのも大概洒落にならないが、サスケより頭ひとつと半分は背の低い、体の細い――切れ味するどいナイフのような左目さえ、ひどく美しい、顔立ちの整った少年のウェディング・ドレスは。
――思ってた以上に洒落にならない。
と、サスケはその人工知能の内側だけで考える。
フランケンより色白めいた、けれど生者には見えない肌色を、顔から手足から背中にまで吹き付けて、黒いドレスに死化粧のように紅い口紅までして、ベールをかぶったダテ博士は。
「元就あたりにばれたら一生弱み握られるぞこれ…」
と、年に似合わぬ沈痛なため息をついた。
「じゃあ研究室からでなきゃいいよ」
「What?」
半分破れたレースのストッキングをさらに破きつつ黒いハイヒールと悪戦苦闘していたダテ博士は、なに言ってんだという顔でサスケを見上げた。
「いいよ、出なくて。仮装するのはほら、魔物に見つからないようにするためなんだから」
――誰も、フランケンシュタインの花嫁と会う必要は、ない。
サスケは黒いドレスの前にひざまづいて、その左手をとった。
「これで完璧」
薬指には魔除けの指輪。
おもちゃのハロウィングッズだから、指の背で銀色のジャック・オ・ランタンが笑っている。
凝り性だな、とダテ博士は苦笑した。
苦笑しながらサスケの指にも同じ指輪をはめてくれるから、もう誓いのキスでもしてしまおうか!と、フランケンシュタインはとろけるように笑うのだった。
+++
なにやらおかしな夢を見た気がして、19歳のダテ博士はベッドの上で顔をしかめる。
――前にもあったぞ、このパターン。
夢の内容は今一つ思い出せない――と言うか思い出したくない、ような。
身を起こし、カレンダーに目を向ければ十月も今日で終わりという日付。晩には街でハロウィン祭だ。
今年のダテ博士の仮装は燕尾服の吸血鬼。ちいさなサスケは天使の格好なぞするつもりでいるらしい。
――こちらが知らないうちにお祭り好きの友人と組んで、衣装もばっちり準備を済ませている様子だった。
まあ任せておいて問題ないだろう、――問題ないよな?と奇妙な不安感に自問するうちに、パタパタと駆けてくる足音が響く。
「おはよーまさむね!」
――ドアを開いたのは、オレンジの髪の。
頭に大きな螺旋をつきださせた、土気色の肌に大きな縫い目を走らせた、黒いタキシードのちいさなフランケンシュタイン。
「見てこのメイク!すごくない?ラッカーファンデーションのハロウィンカラーだって!」
その洒落にならない仮装より、少年が腕が抱えた、白い衣装に、次の言葉がなぜだか想像できて。
ダテ博士はもう一度眠りを求めるように、その左目を手でおおった。
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