戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
PR
奥州城のあらゆる場所に、笹と、切り紙折り紙布飾り、色とりどりの紐がさわさわと風になびいている。
星が出る時刻になっても、回廊の松明の光がわずかに届き、朱や水色や卵色が、ひらひらと闇に見えた。
――そこから少し離れた場所。
奥州筆頭、独眼竜の寝所のそばに。
何の飾りもない、笹が、ひと竿立っている。
笹にはただ一枚、短冊がくくりつけられて。
白い紙には。
『顔見せろ』
と、書かれている。
夜着の竜が、それを眺めて、冷酒をあおる。
右目を鍔眼帯で隠した、左だけの独眼を、つまらなさそうに細めて。眠たげな仕草は、酔っているのか、待ちくたびれたか。
ふわりと温い風がふいた。
油皿の炎が揺れる。
伏せた目を上げれば、笹の葉に、短冊が増えていた。
『声が聞きたい』
目にした覚えのない字が、書かれていた。
「…Ha,」
声に出して笑い、文箱を手元に引き寄せる。
短冊に筆を滑らせ、笹に足す。
『酒の相手になれ』
次の一枚はどこからともなく、闇からあらわれ笹を飾った。
『独眼竜の酒癖がよくなりますように』
負けじと竜も短冊を手にする。
『武田の猿の小言癖をなおせ』
『独眼竜が素直になりますように』
『猿 仕事減らせ』
『独眼竜がもっとかわいくなりますように』
『or 上田に行く回数を増やしたい』
『竜の旦那がこれ以上色っぽくなりませんように』
『そろそろ酒の肴になれ』
『食っちまいたい』
最後の一枚が笹にくくられる瞬間、闇が形をとったような、黒い指が見えた。
竜はそこに白い指を伸ばし――。
と、見せかけて、指を握りぶんと横に振った。
ガツン!となにかにぶち当たる感触。
「痛!」
小さな叫び声にそのままとびかかる。
「I get it!!」
「あーはいはい!つかまりました!!」
竜が馬乗りになった迷彩斑の忍び装束の、両の手が持ち上がって、床の上で降参の意を示す。
夜着の背を曲げて顔を近づけて、竜は忍びの鉢金を外すと、部屋の陰に放り投げた。
橙色の髪を床に広げて、頬と鼻に泥化粧を刷いた忍びは、情けない顔でへらりと笑う。
「…酔ってる?」
「Shut up.よってねえ」
「俺様の願いごとすでにふたつみっつ無視されてるね」
ばぁか、と、竜は笑った。
今宵は曇、星すら見えず
「天の川のバカップルなんざあてにならねーよ、願いは自分で叶えるもんだ」
「そう、じゃ早速」
いただきます。と忍びは竜に食らいつく。
短冊ばかりはどこよりもにぎやかな、笹の葉が、風に揺れた。
☆
今年も見事に曇ってますね、七夕。
ええと、お久しぶりです。
復活しようと思ったら訃報が続いて言葉もないです。和田先生も…。先日は脚本家の首藤氏の追悼オールナイトに行ってまいりました。新しい作品を見てみたかったなあという思いでいっぱいです。
再びしょんぼりしてしまいましたが、ぼちぼち頑張ります。
あ、メール読みました!読みましたよ!!
そしてなんかとっくの昔にサイト十万打超えてまして…ありがとうございますより先に謝罪したい(こんなサイトですみません)でもありがとうございます!
徒然(84) 更新履歴(128) メルフォ返信(68) バトン回答(35) ネタ(77) ネタ(Wパロ)(45) ネタ(手乗り忍び)(7) アニバサ(26) 携帯より(205) ゲーム感想(4) チャット。(1) その他(18) オフライン(18) ネタログ(Twitter)(11)
