戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。
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喫茶店の向かいには、道を挟んで花屋がある。
花を選ぶふりをして佐助は、その店先から喫茶店の様子をうかがった。
どこか懐かしいような異国めいた町並みに、古びた屋根と壁の様子も寂しくない。
扉の横の自転車は最初見た日からそこにとめられたまま、置物のように、前かごには店の名の入った看板を抱えている。
――店は、夕方からなのか。
喫茶店というよりバーに近いのかもしれない。
はじめてこの町に来た日、あの夜。
珈琲の香りとともに開いたドアから出てきた、あの青年が、営んでいるはずだ。
佐助より年下に見えたから、バーを営むには少々若い気がした。
「…Hey,」
「はい!?」
突然響いた声に、ふりかえる。
驚いたのは、花屋の奥にゆらりと人影があらわれたこと――以上に、たった今思い描いていた男が、そこにいたためだ。
「客か?」
「はい、あ、えっと」
茶色がかった黒髪が、右目を隠してパサリと揺れる。
夜行性を思わせる白い肌、金色の光をのせた目は左しか見せない。
右目には――眼帯だ。
「Han?」
きれながの目を細め、きゅうと唇をたわませると、牙がのぞいて意地悪げな顔になる。
――その様子が、なんとも。
「お市のやつなら、留守だぜ?」
「へ」
「俺が店番だ」
残念だったな、と笑う様は、他人の不幸は蜜の味と言わんばかり。
――なのに、なんで、こんなに可愛いんでしょうか。
「…あんた、向かいの店の人だよね?」
「そういうあんたは、旅行者か。俺の店で見た覚えはねえが?」
「あ、や、一度入ってみようかと思ってたんだけど」
たわいもない会話に、なぜか緊張してしまう。
「旅費がつきちゃって、今朝ホテル追い出されてさ。宿探し中」
「ホテル…織田のおっさんのとこか」
奇縁だな、お市の兄貴だぜあれ。
青年が言うのに、「へえ」と無味乾燥な相槌をうった。
――花屋の女の子のことより、謎めいた喫茶店の男の方が気になってしかたがない。
「店番引き受けちゃうくらい、えーと、馴染みなの?」
「まあ、そうだな。うちが休みだからって気楽に頼んでくれるぜ」
すくめられる肩は薄く、髪がはらりと垂れかかる。
「しかも礼が鉢植え二株だってんだから――waitressやれっつったら接客できないとか言いやがるし。三株ぶんどってやる」
「優しいね」
「What?」
「あんた」
「Ha,……」
男は佐助から視線をそらし、自分の店の方に目を向ける。
「…鉢植え、店の飾りにでもしてやるつもりなんだが」
「ああ、いいんじゃない?」
「とびっきり派手なやつでも選んでやるか」
「どこに置くのさ」
「自転車の辺りでいいだろ」
「余計なお世話かもしれないけど、派手じゃなくてもそっちの蔦とか、そこの黄色いのとか、丈夫そうなのにしたら?」
あそこ日当たりいまいちでしょ。
と、軽く笑ってから――これでは、何度も店の前まで来ていたことがばれてしまうのではないか、とヒヤリと汗をかく。
「あんた――」
「、はい」
「お市のstalkerではないんだな?」
「…は?」
「あー、いや、そう聞かれちゃ答えはNO以外ねえよなあ」
カリカリと眼帯のふちを掻いて、青年はつぶやいた。
「あの、俺、この花屋の人のことは別に」
「だろうな。見てりゃ分かる」
さらりと答えて、それから、佐助に向き直ると。
「うちに来るかい?」
「え」
「宿探してるんだろ。俺の店の二階に空き部屋がある」
店のほう手伝ってくれるってんなら、歓迎するが?
腕を組んで、男はまた、ニヤリと笑った。
***
という夢を見て朝目が覚めました。一昨日だったかな?
色々と膨らませたけど概ねこういう夢でした。
寝なおして続きを…!と思ったのに、すでに起きるべき時間でした。残念無念。
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