戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。
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今年もウソ・エイトオーオーの日がやって参りました。帰ってきたドラ○もん(映画)は分かってても号泣ですね。
そんなtopです(明らかにエイプリル・フール以外の共通点なし)。
(4/3・・・topに置いといたネタを下に収納しました。とりあえず)
***
「Hey,知ってるか?武田の忍び」
「…何その嫌な笑顔」
「今日はApril foolっつって、嘘をついても許される日なんだぜ」
「何その嫌な笑顔!」
「と言うわけで…」
「たった今から、お前のことが好きになった」
「――知ったこっちゃないよ」
忍びは呟いた。
嘘をついた。
――本当は、嘘でもいいからそんな笑顔で、そう言って欲しかった。
オチというか続きというかの5A式ネタは追記に。
「ねえまさむね、今日ニュースで、躑躅崎エリアに竜巻がおきたって言ってたよ」
5A式が出しぬけにそう言った。
ダテ博士はCPUの画面からチラリと視線を向けて、絨毯の上で本を読んでいるオレンジの髪の少年を見た。
「ほお」
「あとチカベさんがこっそり巨大ロボを作ったって」
「Then?」
「あとあと、毛利さんが新興宗教に洗脳されたんだって」
「And that's all?」
「――サナダの旦那は水の上を棒一本で進めるって」
「Oh,奇遇だな。俺は水の上を走れるんだぜ」
笑いながら政宗が答えると、サスケは本から顔を上げてぷうと頬を膨らませていた。
「ぜんぜん驚かない?」
「悪いな」
ニイと意地悪く唇の端を吊り上げれば、きゅっと眉根に皺を寄せる。
――跡にならなけりゃいいが。
子どもの柔い皮膚を思いながらダテ博士は画面に向き直った。
と、後ろからぽつりと声が聞こえた。
「…たった今、まさむねのことが嫌いになった」
政宗は、一瞬左目を見開いた。
キーを打つ指が僅かに震えた。
小さく息をついて振り返ると、サスケは視線を落としてぎゅうと眉間の皺を深めている。
椅子を立ってその隣に腰を下ろした。
それから、できるだけ冷たい声でこう言ってみた。
「たった今から、お前のことが大好きになったよ」
鳶色の虹彩が真丸になって、ゆっくりと顔を上げる。
「…それ、うそ?」
――頷いたら泣くだろうか。
一瞬試してみようかと考えがよぎって、政宗は苦笑した。
たっぷり間をおいてから赤味がかった橙色を撫でて、前髪を後ろに流した白い額に、こんと自分の額を合わせて。
「“たった今”じゃねぇからな」
睫が触れるほど近くで瞬いた。
顔を離せば、子どもの顔が怒りでか何のためか、サアと朱に染まった。
「お…」
頭ごと腹に飛び込んできたオレンジ頭を受け止めて、政宗はひっくり返りながらケラケラ笑った。
「おれのはまるごと嘘だからね!」
「Ah,そうかい」
「エイプリル・フールなんだから!」
「そうだったけなぁ」
「もっと早く言ってよ…!」
「すぐ言っただろ?」
もっと早くだよっ。
声は政宗のシャツでくぐもって、涙声かも分からない。
……そうか、それならあと千年くらい早く、言ってやればよかった。
