戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。
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新学期始まってみたら月曜から土曜まで授業入ってました。貝島です。
11月初めまでに授業を終わらせようと考える先生が多いのか知らないけど……11月5日の発表は延期して欲しかった……。貝島です。(ヒロシ?)
19日のイベントですが(当然前日も授業です参ったね)、まだまだ原稿中です。コピー本なのでギリギリまで書いてるかと。
今日はそんな修羅場の貝島を悲劇が襲ったのでした。
原稿は停滞部屋は目茶苦茶、怒りを込めてお送りします。
※ダブルパロディ
※ネタは羽.海.野.チ.カの「ハ.チ.ミ.ツ.と.ク.ロ.ー.バ.ー」
※イニシャルGと書いてホームステイと読むあれのエピソード
皆さんご存知の作品だと思います。イメージを汚したく無い方、戦国武将がイニシャルGごときにぎゃーぎゃー騒ぐ筈が無いとお思いの方はスルーしてください。あとGが駄目な方も…;
読んでやるか~と思われた方は追記からどうぞ☆
(前回のダブルパロ、笑うバサラにご感想くださったお二方、ありがとうございました!メルフォ返信またお待たせいたします;)
※ギャグです
「……で、」
晴れ渡った空の下、かすがは眉間の皺を隠そうともせずに、赤揃えの二人を睨む。
「貴様らはいったい如何して喧嘩などしていたのだ」
戦後のように疲れ果てた大小の赤い武者は、ぷいと互いから顔をそらせている。
――珍しいことがあったものだ。
互いに殴りあうのはいつものこと、とこの甲斐の二人の生活習慣は知りたくもないが知っている。
しかし今日は様子が違った。
「幸村!」「お館様あ!!」の言葉の合間に流れる空気が剣呑だったのだ。分かりたくもないが。
「わたくしたちにりゆうをおきかせねがえますか、しんげん」
と、かすがの後ろから、澄んだ清流のような声が届いた。
「む」
赤い大きなもさもさが、もさりと頷いた。
「あれは、昨夜のことであった…」
「ってな感じで、明日の天候を考えるに攻めどころはこことここ――」
「うむ、ご苦労だったな、佐助よ」
夜更け。赤いもさもさこと信玄公は、躑躅ヶ先の居室で猿飛佐助の報告を元に、翌日の戦の絵図を推考していた。
と、そこに近づく騒がしい気配。
「佐助えええ!!」
「え?旦那?」
すぱあん!と戸を開いて入り、ハッと膝を着いたのは、武田軍の若き赤武者、真田源次郎幸村である。
「お館さま!夜分に失礼いたしまする!!」
「うむ、幸村よ何事じゃ」
「それが…出たのでござる」
「何が出たって?真田の旦那」
幸村は真青な顔をして頭を上げた。
「あの冷や飯食いが出たのでござるよ…!」
「はあ?冷や飯食い?」
前田さんのところの風来坊を思い浮かべながら、佐助は首をかしげた。
幸村はその首に掴み掛からんばかりだ。
「分かるであろう佐助!あの勝手に飯にたかる、油と水場と狭い所を好む、禍々しい黒い――」
信玄公と佐助の背にも戦慄が走り、冷える汗に青ざめる。
「幸村よ!それはまさか、兜に二本の銅線状の触角を持ち滑るように動く、あれではあるまいな!?」
「旦那、あれが出たの!?あの『ゴ』のつくあれが出たの!?」
「出たと言ったであろうが!」
佐助!退治しに来てくれ!!
だらだらと脂汗をかきながら、幸村は部下の忍びの肩をつかんだ。
「ちょ、やだよ俺様は!自分で何とかしてよね!」
「そのような事を申すと減給の上、忍びが使う部屋や天井に大量の冷や飯食いを送り込むぞ!?」
「何言い出すのアンタァ!あと前田の風来坊に謝んなさい!!」
「なぜ某が慶次殿に謝罪せねばならんのだ!」
「とにかく俺様はやりません!ってか無理無理無理!!」
「何とかしろ!有給をやるぞ!!」
散々叫び倒した上、六文銭をつかんだ幸村の目はぐるぐると回っている。
「欲しい!欲しいけどあれを潰すのは嫌だああ!!」
橙赤毛の頭を抱えて忍びが絶叫するのに、ぐるんと大将に振り返って。
「お館さま!」
「幸村よ…!この試練を乗り越えてこそ真の武人と思え!!」
「某ヤマタノオロチの首はとれてもあれの胴体は潰せませぬ!!」
「想像してしまったではないか幸村ぁあ!!」
「お館さまあああ!!!」
「幸むるぁあ!!!」
「お館さばぁあああ!!!!」
「…と言う訳であったのだ、謙信よ」
「ほほう、それはたいへんなできごとでしたね」
労わるように睫を伏せる謙信公の後ろで鬼の角を生やしていたかすがは、そのどす黒い気を何とか収めるにいたった。
「――しかし結局、猿飛辺りが片付けたんだろう?」
大将と忠臣が喧嘩をするほどのことか、馬鹿馬鹿しい。と首を振る。
しかしその名を聞いた信玄公と幸村は、ピクリと反応を見せた。
空気が冷えて淀む。
「佐助か…」
「佐助、あやつはな……」
ジリリリリン。
主従で醜く争っていた中に、黒電話の音が響いた。
「はいもしもし、こちら躑躅ヶ崎」
受話器を取ったのは一番立場の低い佐助である。
「あれ、伊達さん?」
どうしたのこんな夜中に、と何事もなかったような声だ。
「え?ほう酸団子と虫取り糯と泡で固めるやつ?ああ、最近魔王の旦那が取り寄せたっていうあれかー。なになに、次に来るときで良いって…」
何言ってんのっ。
と受話器に向けられた声が喜色に輝く。
「あれが出たんでしょ?今すぐ行って退治してあげるからちょっと待ってな」
――頼もしい。非常に頼もしいが。
「じゃあそういう訳で俺様、奥州行ってきまーす☆」
あとは自分達で何とかしてよねっ。
「な、佐助!?」
「佐助えええ!!!」
「そうして奴は、さっさと凧に乗って行ってしまったのでござる」
「佐助め、あやつも怖がっていたくせに…」
なるほど、とかすがはため息をついた。
その後この二人はどちらが例のアレを退治するかで揉め続けたのだろう。
――少しは謙信様を見習って、美しさを磨けば良いのだ。
輝かんばかりの美しさに影の虫も近寄れないほど、ああ、謙信様…!!
「ごめんごめん、お待たせーっ」
と、かすがの思考を邪魔する形で、軽々しい声が降って沸いた。
「いやあ今青葉城に片倉さんいないらしくってさー、頼られちゃった」
件の猿飛佐助がどこから現れたのか、照れ照れと鬱陶しく笑んでいる。
――殺るか。
と、暗雲を背負ったのは光属性の敵方のくノ一が一人。炎属性の味方が二人。
「お、かすが元気ー?って怖い顔しちゃって…あれ?旦那方もどうした…の…」
暑い夏の日、川中島でのことだった。
***
上田と躑躅ヶ先と川中島がすぐ隣っぽかったりするけど気にしない。バサラだから。
黒電話とかあってもおかしくないと思う。バサラだから。
いっそムーンリバーの着信音でも好かったかもしれない。筆頭だから。
あと一応主張しておきますが、貝島は慶次が大好きです。武将ソート第四位くらいに好きです。
本当は花本先生とかの役回りで出したかった…!
「もう佐助とは絶交でござる…」
思い出しては憤慨する幸村を前に、湯飲みの茶を啜りながら。
「そういう時は俺に連絡が来たもんだったけどなー…」
『Hey,慶次すぐ来てくれ!今小十郎いねえんだよ!!』
奥州にはこんな虫いなかったぜ!?
珍しくも動揺していた声を思い出して、慶次は頬杖をつき、笑った。
「あんたのとこの忍びか。――恋だねえ」
慶次はカッコイイと思うわけです。
ちなみに結局Gを退治したのは、殺虫剤他完全装備できてくれた信幸兄さんです。
…書いたの実際は、8月でした。
忍び本第一回締め切り時に、同じ生物災害が起きてたんです。
喉元過ぎればなんとやら、また修羅場になって…!
明日になったら家具戻して、原稿がんばります。
おつきあいいただき、ありがとうございました!
