戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。
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昨日は神域の命日でした。
……アカギは笑っているだろう……
そんで今夜は『アカギ』の連続放送です(アニマックスの微妙なタイミング良さ…!)
ケーブルチャンネル見れる人はこの期にどうぞ!後半だけどノープロブレムですよ。
アカギ好きです。というか『天』の神域赤木が!
***
えーと、まるっきり婆娑羅に関係ない話題で始まりましたが、今日のネタはダブルパロです。
アカギじゃないですよ。
川.原.泉の『笑.う.大.天.使』
結構前の漫画で、今回改めて本屋で探したら白泉社文庫のしか見つかりませんでした。ショボン。
二、三年前に映画化されたのはまだ見ていないのですが、ナレーションが故広.川太.一郎さんだとかで…ちょっと見たいです。
知らない方は是非読んで見てください!(哲学めいた独特な雰囲気のほのぼの学園コメディ…って言ったら良いかな?)
そしてご存知の方は…ごめんなさいやっちゃいました。
笑って流すか見ずに流すかでお願いします。
原作は…『聖ミカエル』とゆーミッション系の超お嬢様校に通うことになった、外面猫かぶり魂は庶民のお嬢さん三人のお話です。
あれ政宗と幸村と慶次でやったら良くない?…と思った勢いで、性別とか気にせずにやっちゃいました。
女子高でお嬢さまな生徒に囲まれてますが、信号機の三人が女の子かどうかは…お好みでどうぞ。
*羊が一匹*
「幸村よ、学園は楽しいか?成り上がりの娘と言われるようなことはないであろうな?」
丸いちゃぶ台の向こうで、信玄公が低い威厳のある声でそう言った。
「いいえお館様…みんな親切でござる。先生も生徒も」
そーかい…さすがだねえ、と佐助がご飯を口に運ぶ。
「あそこは名門・良家のお嬢様ばっかしだから、いじめとか校内暴力とかゆー品のない事しないんだねえ…」
三人で囲むちゃぶ台は、システムキッチンとカウンターを挟んだフローリングに直に置かれている。
武田家は数年前にこの屋敷を建てておきながら、広々としたダイニング・テーブルに今でも長年愛用してきたちゃぶ台おいてごはんを食べているのだ。
――人の習性とは簡単には変わらんのでござる。
なのに。ああなのに。
「あの厳しい入学資格審査にパスした事自体が奇跡のよーなもんなんだから、旦那も頑張って猫かぶってお嬢様するんだよ」
「うむ…」
――去年の春。某はまだ知らなかったのだ。
単にこの家から一番近い学校だったので、素直に高校の入試を受けて。
合格したので、素直に登校したらば。
『おはようございます幸村様』
『ごきげんよう幸村様』
『幸村様、幸村様!お昼をご一緒いたしませんこと?』
――これは何事だ…!?
某は聖バサラ学園を知らなかったのだ。
にっこり微笑む大天使様の白い翼の下に、千姫さまだの梅姫さまだのがうじゃうじゃいるなんて、知らなかったのだ。
*羊が二匹*
「ツマミ?サラミがあるぜ、ほれ」
「…せめて切ったらどうなんです」
何とも暗い顔の小十郎にサラミを渡して、政宗はカラカラと笑った。
「爺やじゃあるまいし歯はまだ丈夫だろーが。食いちぎれ!サファリ・ランドのライオンのよーに!」
対して小十郎は茫洋とした顔。
「…あんだよそのマナザシは。たった3杯でもー酔ったのか」
しょーがねえなー、と見上げる先で、がっくりと頭をたれる。
「こんな…はずじゃなかったっ…俺が、貴重な青春を犠牲にしてお育て申し上げたお嬢様なんだから…、もーちっとなんとか…﨟長けてたおやかな、はにかみやさんのお姫様になったっていいはずだってのに」
ガッと顔を上げると、オールバックから黒髪が一筋垂れている。
「どこをどー間違ったらサファリ・ランドなんです!?俺が読んだのは『スポック博士の育児書』だった!『野生のエルザ』なんかじゃないっ!だのになぜ!?」
青春をかえせーっ!
小十郎さんという人は、飲むとウェットになるタイプらしい。
「…幼稚園からあの聖バサラに通ってて、よくもまあ今までボロが出なかったものだと…」
何やらまだぶつぶつ言っている小十郎に、政宗は一つため息をつくと。
「小十郎様、夜中ですのよお静かにあそばして」
指先を優雅に頬に沿えにっこり笑って見せたりした。
「お酒は明るく楽しく飲みましょう?」
背後にかぶった猫が見える。ように片倉さんは思った。
「…その猫、一生大切にするんですよ、政宗様」
人並みの幸せが欲しかったらそうした方がいい。
政宗は眉根を寄せた。
――こんな暗い奴酒の席に誘うんじゃなかった。
*羊が三匹*
幸村と政宗は転校生を胡乱な目で見つめた。
(不気味な御仁でござる…さっきから焦点の定まらぬ目つきで)
(空ばっかし見てるぞ。へんな奴…)
慶次さんの目が空中をさ迷っていたとしても、天国の御母様を偲んだり冬の青空の美に心を奪われたりといったロマンティズムとは無関係である。
慶次さんは目が虚ろになる程、腹がへっていたのだ。
それには理由がある。
「た…ただいま…」
「ああ、おかえりなさい。どうでした?あたらしいがっこうのかんそうは」
出迎えたのはバラの花を背負った謙信公である。
「よろしいんじゃないでしょーか」
(ところがこの家に帰った途端食欲が無くなる…)
「おちゃのよういができていますよ。はやくきがえていらっしゃい」
「オレンジのシャルロットでございます」
――あ~、シャルロット~…ね~
「慶次様のお口に合いますかどーか心配ですが…ささ、どーぞ」
何をおっしゃいます直江さん。
――俺、いやわたくしめの方こそお菓子様にふさわしいかどーか…。
たまんねえ…と冷や汗をかきつつ一口。
そして。
目が合う。
にっこりと微笑む、謙信公。
もっとたまんねえ…と二口。
さぁ~すが謙信殿下…「優雅さ」を「気品」と「威厳」でサンドイッチして「高貴さ」でコーティングしたエンゼル・パイ…ピ・ポ・ピポ。
そんで三口も食えばもう…胸一杯腹一杯……。
(は…腹はへってても)
――殿下様に何か失礼があったらばと思うと気が気じゃなくてよぉっ!
――こんなババロアの一切れや二切れ6秒で食えるこの俺が……!
だけど「前田夫婦の育て方が悪かったらしい」なんて思われたくねーしな。
『おめえも苦労してんだな』
背中からかぶった猫にまで同情された。気がした。
*お嬢さんは山へ芝刈りに*
「…あら?慶次様はどちらへ?」
(む…?)
幸村は顔を上げた。
「チャイムはとっくに鳴ってますのに…まさか…またどこかでお迷いになってらっしゃるのでは…!?」
「まあっ」
教室の中がざわめいている。
「たいへん!どうしましょう!?」
――校内で迷子?
(バカだぜそりゃ)
政宗は頬杖のまま瞑目した。
クラス委員の幸村が席を立つ。
「それが、…わたくし捜しに行ってまいりますので、皆様はお静かに自習を…」
「幸村様お一人では大変ですわ、わたくしもまいりましょう!」
「わたくしも!」
「わたくしも!」
立ち上がる同級生達に、幸村はむむむ、と考えて、何とか笑顔を取り繕った。
「で…では副委員の政宗様、ご一緒に…」
「はあ…」
忘れていたが政宗さんはこのクラスの副委員なのだ。
お互いに猫をかぶっていることは本人以外誰も知らない。
「…校庭にはいらっしゃいませんわ。そちらは?」
「いいえ、全校舎当たってみたのですけれど…」
困りましたわね、とお互いに顔を見合わせる。
――となると残りは裏の雑木林…
――難儀な奴だな~。
(む?)
(あの煙は何だ?)
「…行ってみませんこと?政宗様」
「ええ幸村様、そーいたしましょう」
ザザザ、と下草を掻き分けて行けば、確かに転校生の後姿。
焚き火を前にもぞもぞと…。
――何やってんだ?
「慶次様」
声をかける。
ポニーテイルがくるり…と振り返る。
「んば?」
奇妙な声が返された。
言葉を発するはずの口に。
――アジのひらきがくわえられている…。
………
「…そっそーでござったのか!伯爵令嬢とは名ばかりの、なんとゆー数奇な運命…」
「Ah-,アジのひらきくわえてるの見たときゃ気でもくるったんじゃねーかと思ったぜ」
「所詮…俺は庶民」
フッと慶次は笑った。
「庶民にゃ庶民の生活基盤に適応した食生活ってもんがある。アジのひらきサンマの塩焼き、大根おろしに豆腐のみそ汁、丸味屋の『ふりかけ』桃屋の『ごはんですよ』」
そして拳を高く掲げる。
「そりゃたまにはワインで西洋料理もいいかもしれん…がっ!」
その手には、枝に刺された魚のひらき。
「原色・華麗・極彩色の外国料理より淡白・質素・パステル調の日本食を俺は愛する!貧乏暮らし貧乏育ちの我が食生活ベースは何たってアジのひらき!」
アジのひらきにぼんのうしてどこが悪い!
――…世の中には、どんなに気張ってみてもお嬢様になれない奴がいるってことを。
幸村さんは経験的に知っている。
政宗さんは直感的に知っている。
「たきぎ…もうちょっと集めた方が良いのではないか?」
「手伝ってやってもいいぜ、俺…」
口にしてからはたとお互いの顔を見た。
「え…?」
「あ…」
「ん?」
慶次がアジのひらきをぴしりと立てる。
「…さっきからなんか変だと思ってたんだけど…これまでとはうって変わったお嬢様らしからぬリアクションの数々、その言動は、」
――あんたらひょっとして猫飼ってない?
餌いらないやつ。
「真田幸村…お前もか」
慶次の言葉に政宗は瞑目し、幸村がムッと唸った。
「そなたこそっ」
*カイザルのものはカイザルに*
マツナガ神父の聖書から落ちた写真を、三人はマジマジと見つめた。
「…写真の裏にもびっしり克明に横文字で何か書いてあるようでござる」
「Ah,これなら俺にも読めるな5人の住所だろ?氏名に電話番号、生年月日・学年…地図ませあるぜ。通学路の道順だ」
「…趣味・特技・身長・体重…胸囲…座高…?坊様が女学生の座高調べて何すんだ?」
――沈黙。
「…神父というものは一生独身で神に仕えてキヨラカな生活を送るのでござろう?フツウは…」
「…ヒソカに女子高生の写真を集めて聖書に挟んでヨロコブ趣味があるとしたら…そのPriestは普通じゃねえな」
「するってえと…松永はフツウじゃない。…フツウじゃなければ何なんだ?」
人…それを「変態」と呼ぶ。
――再び、沈黙。
んにゃ…ちょっと待て早まっちゃいかん。これしきのことで他人さまを変態呼ばわりしては失礼だ。きっと神父様には何か深~い理由がおありなのだ布教活動の一環としてだな…おそらくそれは宗教的な何かなのだよくわかんないけど…。
………
――…たとえ松永神父が、ぷっつんでハイホーで、フツウじゃないとしても。
「女学生の写真を集めて頬ずりしよーが聖書に挟もーが、某たちには関係ないと思う」
幸村さんは面倒なことに巻き込まれたくないと思っている。
「今のところ誰にも迷惑かけてないんだし、趣味レベルの無害な変態ならそれは松永自身の問題だよな」
慶次さんは厄介な奴とかかわり合いになりたくないと思っている。
「どーせもうじき本国に帰る人間だ。このまま黙って知らんぷりしてても良いんじゃねーか?」
政宗さんは煩わしい問題はなるべく避けて通りたいと思っている。
「そうでござる…不用意に事を荒立ててはならん」
「変態を追い詰めるとキケンだよね」
「逆上して何するかわかんねえぞ」
「…やはりイタリア人の問題はイタリア人に何とかしてもおうではないか」
「カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返せってキリストも言ってるしね」
「イタリアの変態はイタリアに返すのがスジだよな」
――3人はイエス・キリストの教えをすごく自分勝手に解釈して、「何も無かった事にしよう」とゆー若者らしくない結論に達した。
すごい…ほとんどト書きだけで話が進みます…(あ、ほとんどト書きと台詞が原作そのままで構成されております)
~配役~
和音さん:政宗 (厳格で諺好きな世話役:小十郎)
柚子さん:幸村 (ちゃぶ台ごはんの家族:武田家)
史緒さん:慶次 (お兄様:謙信様)
オマケで忍びーズでもやってみました☆
和音さん:小太郎
柚子さん:佐助
史緒さん:かすが
ロレンス先生:政宗(金髪)
突然ですが佐助くんは、外人があまり好きではない。
…なぜかとゆーと幼少の頃。
『言うことを聞かぬ子どもは異人さんに連れていかれるでござるよ』
『青い目の大きな怖い外人がだな、お船に乗ってドンブラコとヨコハマに…』
恐怖の原体験を背負ったからである。
――が…外人はあぶねえ…!
ああそれなのに、聖バサラ学園にはやたら外人が多い。
先生の半分はシスターでその大部分が異国の人…シスター・セシリア、シスター・アレクシー、シスター・マリ・テレーズ。
――こわいよこわいよこわいよ~。
橙の頭を抱えて涙ぐむ佐助の後ろから、ハスキーな声がかかった。
「Good morning!Mr.Sarutobi」
びくっと慄いたのも束の間、笑顔を取り繕って佐助は振り返る。
「ぐ…ぐっどもーにん、みすたダテ」
はるか頭上にキラキラ光る、金の髪。
「猿飛はいつも早いな」
「ただ単に家が近いだけで…伊達先生こそお早いですね」
はははは、と乾いた笑いを返す。
「ちょーど良かった。学校まで一緒に行くかい」
――おーまいごっど!
「道々話しながら歩くと、楽しいぜ。きっと」
すでに返す気力も無い。
このばかげて背の高い、イギリス人と日本人のハーフだとかいうお人が担任の先生だなんて、まるで人買い船に揺られているよーな気分…。
身長が153cmしかない佐助くんにとって、この人はアンドレ・ザ・ジャイアントにも等しいのだ。
イギリス育ちのくせにその辺の日本人より流暢な日本語をしゃべる、Mr.伊達は英語でなく国語の先生である…。
***
「佐助様、かすが様!お聞きしましたわよあの噂っ」
「これは大ニュースですわ!」
「なんておめでたいのでしょう」
「小太郎様のお輿入れがいよいよお決まり遊ばしたんですってね!?」
――はい?
「下級生の皆様も大騒ぎ!今まで黙ってらしたなんてひどいわっ」
「仲の良ろしいお二人の事ですもの、当然ご存知だったんでしょう!?」
――うんにゃ…
「……」
小太郎はこっくりと頷いた。
「お見合いして?その後も『お付き合い』とゆーのを続けてんの!?」
佐助が叫ぶのにかすがも汗を冷やす。
「……」
「は?有名なレストラン?ディズニーランド?た…楽しかった?30過ぎの男とディズニーランド行って…」
「分かっているのか?おまえっその次に来るのは結納だぞ!」
かすがが襟首を締め上げるのを気にした風もなく、小太郎はまた頷いた。
「……」
「来週、結納…?」
………
「おれ思うんだけどさー」
「ん?」
塀の上に腰掛けて、かすがは隣の佐助の手から大福を取った。
「氏政さんが行くなって言えば、小太郎は一生小田原でボーっとしてんじゃねーか?」
「ふむ…あいつは何しろ素直だからな。33のオジンに嫁ぐよりは良いかもな」
小太郎が誰とお見合いしたかは考えて無いです。
あと信号機三人が学園のアイドルだったりとか、配役変えて元親と小十郎で和音さんと俊介とか、謙信様とかすがで殿下と史緒さんの名シーンとかやりたかった……
書いてる本人は楽しかったです☆
