戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。
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公共の場でうたた寝して凄い夢をみたりするんです…。
去年の今頃は電車の中で佐助受け20禁的な夢を見て飛び起きました。
今回は徹夜明けでゼミに出た後研究室でうたた寝してたら、えーと……
とりあえずサスダテでした。
一応狐ネタでした。
現代パラレル(多分)でした。
なんて言うか、とても頭が幸せな感じでした☆
最近下で書いてたネタ全く関係ありません。何であんな夢見たのか本人にもさっぱり分かりません。
(ちなみに本日起きている間に考えたネタは、学食でオマケしてもらってホクホクしてる佐助と、政宗に『今日から佐助を兄にするので義姉上と呼ばせてくだされ』とか言い出すおかしな幸村です)
でもフロイトならとりあえずリビードーの為せるわざと解釈するのでしょうか。とりあえず否定できない。
覚えてるうちに書こうと思ったら色々膨らんでしまいました(頭が幸せな方に)が、どんなサスダテでもバッチコイ★な方は追記をご覧下さい。
徹夜明けでゼミがあってうたた寝して阿呆な夢まで見て『ギリギリなんだなあ自分…』と思いながらさらに睡眠時間削って書きました…☆
ぎゅう。と抱きしめると冬のお日さまの匂いがした。
「アイムホーム、佐助」
政宗のまだ細い腕の中で、ふなりと押しつぶされる、みかん色の体。
佐助は肩に顎を乗せると『おかえり』と答えるように、鼻先を天井に向けた。
ランドセルを置くより先に、おやつを食べる手を洗うより前に、政宗は佐助にただいまのハグをする。
政宗の部屋の窓際で政宗を待っていた佐助は、いつものように両手を広げたポーズのまま抱きしめられた。
ぎゅむっと抱きしめたままベッドに腰掛けると、しっぽがぽふり、と政宗の膝を叩く。
「ああ、はやく行かなきゃ小十郎が怒るな」
政宗は佐助をまくらの側に下ろし、それからぱちくりと大きな左目を瞬かせた。
「佐助、けがしてる」
いつのまにやら佐助の腕はぶらんと揺れてちぎれそうになっている。
耳もちょっとだけ痛そうだ。
「あとでなおしてやるからな」
政宗は橙色の頭をなでるとランドセルを下ろしてドアを開け、佐助に手を振ってから部屋を出た。
あとにはぽつん、と、青いまくらの横にうつむいて座る、みかん色の佐助。
別にうつむきたいわけではなかっただろうが、頭が重いのだから仕方が無い。
褪せたみかん色のしっぽをぽふっと投げ出して座っている。
佐助はキタキツネだ。
政宗が腕と言ったのは前脚のことで、ぶらんと危なっかしく肩に繋がっている。
政宗の面倒を見ている小十郎が、雑菌がどうのこうのと言って佐助を洗濯機に入れたからだ。
褪せたみかん色の短い毛並みは三角の耳の先っぽや鼻の頭だけ磨り減っている。
窓際にいればお日さまの匂いになるし、政宗がお風呂に入れてくれれば同じシャンプーの匂いになる。
鼻と頬に走る緑色は、昔政宗と会うより前に、誰かが佐助の顔に塗ったものらしい。
佐助はキタキツネだった。
キタキツネの、ぬいぐるみだった。
その耳が破けて白い綿が飛び出したのを、政宗は繕ってやったものだ。
「I'm home…」
誰にともなく声をかける。
答えはなく掠れた響きだけが、部屋に染み渡った。
政宗は学ランを脱ぐと、ハンガーにかけてクローゼットを開く。
ちらりと見ると、クローゼットのすみには、みかん色のキタキツネが、ちょこんと座っている。
政宗はしゃがみこんで、擦り切れた鼻先をツンと突いた。
もう中学三年にもなるのだから、クローゼットの整理をすべきです。と、小十郎が言っていた。
しかし黒いガラスの円い眼を見ていると、世間一般の常識、風習、慣習――何と呼んでも構わないだろう、どうせ全部関係ねぇと切り捨てる気にしかならない。
クローゼットの中にいるのはうっかり小十郎に捨てられないための用心だ。政宗の部屋の掃除など始めると、まくらの横の佐助を無意識のうちにポリ袋に放り込む恐ろしい男である。政宗はこの兄代わりをその点でのみ恐れていた。政宗以外の人間は小十郎の強面と過去のヤンチャの方を怖がる傾向にあったがそれはさておき。
隠していたわけではないが、クローゼットに避難させていた事はばれていたらしい。
中学に上がる前からだからもう二年ほど経つだろう。
「黴なんか生えてねえだろうな」
嫌な想像をして抱き上げた。
みかん色の軽い体。
佐助は『大丈夫だよ』と言いたげないつもの笑顔で、両手を広げている。
初めて政宗が見た時から、佐助は色褪せて落書きされたぬいぐるみだった。
政宗の左目から流れる大粒の涙が、全部染み込んで消えた、柔らかい綿の体。
『貴殿にお預けしましょう、政宗殿』
大きな手が、みかん色を抱きしめる子どもの小さな頭を撫でた。
『政宗殿が望めば、佐助はずっと、共にいてくれましょうぞ』
片目の子どもはこくりと頷いた。
その時は、ただ素直に頷いた。
意思の無い布と綿のぬいぐるみは、確かに政宗が望めばずっとそばにあるだろう。
そう気づいたのはずっと後の事で。
むしろ政宗がそれを望み続ける事に良い顔をしない人間こそが、きっとたくさんいる。
それでも、と政宗は思う。
ずうっと一緒だ。
ずうっと一緒で、何が悪い。
「All right,no problem……けど流石に虫干ししてやるか」
幸いな事に小十郎は明日あさってと仕事で出かけるらしい。
いたら布団やまくらと並べてベランダで干されている佐助に、布団叩きをくらわせるところだ。
政宗は佐助をまくらの横に座らせて、カーテンを開けた。
階下から政宗を呼ぶ低い声が届く。
「今行く」
答えて踵を返す政宗の後ろ、窓の向こう。
空の高いところで、星が流れた。
あくる朝、小十郎が朝早く出かけたのを見届けて、政宗は佐助をベランダに出してやった。
ベランダにガーデンチェアを持ち出して、日差しが暖かい間はそこで本を読んだ。
昼には一緒に部屋に入って、それでも陽だまりの出来るまくら元が佐助の定位置である。
日が暮れる頃にはすっかりお日さまの匂いになっている。
夏の強い太陽ではなく、冬のお日さまの匂いだ。
政宗は満足げに笑ってみかん色の頭を撫で、そのまままくらに頭を乗せた。
「Good night,…」
佐助、と小さく呼びかけると、キタキツネはこてんと布団に入れてくれとばかりに転がった。
笑って引き寄せる。
佐助は体温が無いから、政宗の熱がすぐにうつる。
否。佐助の体温は布団の温度だ。
冬の陽だまりの温度だ。
そのまま政宗を眠りに引き込む、優しい温度なのだった。
ぎゅう。と抱きしめると冬のお日さまの匂いがした。
政宗のまだまだ伸びやかに細い腕の中で、ふなりと押しつぶされる、みかん色の――。
(ん?)
ふなりとしない。
ふかふかでない。
妙な感触に、目を開けた。
多分、眠っていたのだろう。
政宗はうつらうつらとそちらに引き戻されながら、もう一度腕にぐっと力を込めた。
(…固え)
木の幹とまではいかないが、例えとしては一番近い。
ぐぐっと力を入れれば、折れてしまいそうだ。
「ぐぇ」
頭の上で、誰かの声がした。
男の声だが小十郎ではない。
(What's…?)
寝ぼける頭を覚醒させるように、ぐいぐいと腕の中の幹を締め上げる。
どうしていつまでたってもふにっとならないんだ。
「…!…ッちょ、やめて折れる!アバラっぽいものが折れる!政宗!」
――佐助のくせに。
パッと左目を開き、腕を解いた。
ほっと、息をつく気配がして、けれどその痩せた木の幹のような体は、逃げようとはしない。
政宗はゆっくりと体を起こした。
まだ、夜の最中だ。
ベッドに座ると、布団から出たパジャマの肩がひやりとした。
左目が見つめる先で、先刻折ろうとしていた(違う、折ろうとしたんじゃなくて、佐助が)痩躯が身を起こす。
外を車が通った。
ライトが一瞬部屋の中を過ぎた。
そこにいたのは、橙色の髪に三角の耳を生やした、裸の男だった。
「……」
「……」
「……あ、」
「…………ッ!」
叫ぼうとした政宗の口を一瞬はやく、男の手がふさぐ。
「――!ムー!!」
「大声出さないで!呼んでもこじゅさんいないでしょーが!!誰も助けに来ないんだから――!」
吐息のような声で叫ばれる言葉に、政宗はブンブンと首を振ろうとした。
「んんんーーー!!!」
「いや違くて!無駄にご近所迷惑だからやめなさい!!俺様確実に捕まるし!!」
気がつけばどちらも涙目だ。
「ああもう…!」
痺れを切らした様子で男の手が政宗の手をつかみ、ぐい、と橙色の髪に押し当てた。
政宗の手の中で、橙色はさらりと流れて、指はその中に生えた、橙より褪せた色に触れる。
ふに、という感触に政宗は言葉を飲み込んだ。
「俺だよ…政宗」
低い声。近くなった顔。鼻と頬に走る緑の筆跡。鳶色の虹彩の奥の、黒硝子の瞳。
「あんたの、佐助だよ」
自分が繕った跡の残る、みかん色の布の耳に、政宗は次の瞬間。
「よくも佐助の耳ちぎりやがったなこの変質者ーーー!!!」
やっぱり、叫んでいた。
+++
多分この佐助はぬいぐるみの時の方が男前。
「あんたの佐助」って拙宅ではかつて無い台詞な気がします。報われないけど。
作中の小十郎はかつて無いほど気に入ってます。本当はそんなに酷いことする気は無くて興味が無いだけみたいな。
ちなみに私が見た夢は
『政宗がぬいぐるみの狐の佐助だと思ってぎゅむってしたらぬいぐるみの耳しっぽ残した人間Ver佐助(とりあえず上半身裸)で、「アバラが折れる!」って叫ぶ』
の部分だけで、BGMが「クマのぬいぐるみ」(N○Kみんなのうた)だったから色々膨らんだのです。夢のくせにBGMがあったんです。
「クマのぬいぐるみ」好きです。「わにわに物語」(新井素子)も好きです。
そんなぬいぐるみ好きの魂はこの作品を邪道だと叫んでいます。
ぬいぐるみは人間なんかになっちゃいけないんだぜ!
でもぬいぐるみの方が良いとかって政宗が人間佐助を邪険にしているのは燃え。
ところで冒頭の梵天の独り言、最初はこう↓書いてました。
ぎゅむっと抱きしめたままベッドに腰掛けると、しっぽがぽふり、と政宗の膝を叩く。
『こじゅさんがおやつ用意して待ってるよ』
「ああ、はやく行かなきゃ小十郎が怒るな」
政宗は佐助をまくらの側に下ろし、それからぱちくりと大きな左目を瞬かせた。
「佐助、けがしてる」
『怪我?』
いつのまにやら佐助の腕はぶらんと揺れてちぎれそうになっている。
耳もちょっとだけ痛そうだ。
『ああこれ。まいるよね、ホント』
「あとでなおしてやるからな」
『うん、ありがとう』
政宗は橙色の頭をなでるとランドセルを下ろしてドアを開け、佐助に手を振ってから部屋を出た。
佐助は会話してるっぽく喋ってるけど政宗には聞こえて無いとか可哀相設定(<大丈夫きっと以心伝心だから)(≪頭が可哀相な発言)。
