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戦国BASARA・腐向け・サスダテ中心・本館(サササケ)を見ている方向け。
女体化とか幼児化とか遠慮なく出てきますのでご注意ください。


妄想が(M)延々と(E)洩れておりますな(M)お館さヴァア(O)!!!



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04.07.Tue  
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 けっこう前に載せた『指定型学園生活バトン』。
 中学生のバサラ面子で答えましたが、この質問だけ書いているうちに長くなったので省略してました。今更ですが一応書いたので興味のある方…いらっしゃらないかな;


Q.文化祭です。「佐助」は劇に出ることになりました。何の劇で何の役?

A.シンデレラの劇でシンデレラ。


 ええと、舞台のつもりで書きましたが何だかパラレルくさいです。かなりハッチャけてます。
 学園生活バトンで書いた面々の設定で演劇やってることになってます!


 


 さてシンデレラと言えば灰被り、ここでは気分が出ないので“サスデレラ”でお送りいたします。
 継ぎはぎのあるエプロンと三角巾が似合いすぎです。雑巾絞る手つきが手馴れてます。
 お母様は早くに亡くなってお父様は後妻を向かえ、そのお父様も亡くして残ったのは意地悪な継母と義理のお姉様。
 お友達はネズミのユキムラとモトチカだけです。
 今日もサスデレラは炊事洗濯掃除に食卓の後片付けからベッドメイキングまでこなし、「お仕事の後はお茶が美味しいねえ」などと枯れたことを言いながらユキムラとモトチカに煎餅を割ってあげておりました。
 そこにバックライトも眩しく現われたのは、モトナリお義母さまとランマルお義姉さま!
「何をしているサスデレラ。今日は城で大舞踏会があるのだ。第二衣装にアイロンをかけておけ」
「そうだぞサルデレラ!丸の弓を手入れしておけよ!」
「大武闘会じゃないんですよ?ってかこれ明らかに弓じゃなくてバナナ」
「似たようなもんだろ!」
「似てないよ」
「我らが出かけている間に繕い物と床のワックスがけも忘れるでないぞ灰被り」
「はいはい…」
 と、いうわけでサスデレラはお屋敷でお留守番です。
「晩御飯は適当で良いか」
 そう呟いた瞬間、シャランラとばかりに効果音が響きました。

「Ya-ha-!!」

 魔法使いです!両手に三本ずつの魔法の杖を持った魔法使いです!
「Good evening Cinderella!! 城の舞踏会に行きてえのかい?」
 青いスポットライトの下でにやりと笑う濃紺のローブ姿に、サスデレラは首を傾げました。
「…いやぶっちゃけお仕事終わってないし終わったら部屋でのんびりしたいし魔法使いってこういうもんだっけ?
「そーか行きてえか。その願い叶えてやるぜ!」
 この魔法使い、あまり人の話を聞かない質のようです。
「まず服だな。赤毛だからドレスは緑だ。あとティアラとガラスの靴な」
「いえあの、服なら地味なフォーマルでお願いします」
「No kidding!目立たなくてどうする!!」
「目立ってたらお料理食べにくいじゃないですか」
 魔法使いは呆れたように左目を伏せてHan, と笑いました。右目は髪に隠されていて中々にミステリアスです。
「Cindy…こいつはまたとないBig chanceなんだぜ?城にいる王子は花嫁探しの真っ最中だ。落として来い
 受験生の皆さんのため念のために言っておきますが、『Cindy』は普通『Cynthia』の短縮形です。英語のテストでCindyが出てきてもシンデレラと間違えないでね!
 それはさておきビシ、と鼻先に突きつけられた三本の魔法の杖を、サスデレラは魔法使いの手ごと掴んでそっと下ろさせました。
「魔法使いさんはどうしてそんなことしてくれるの?」
 手を握ったままじっと魔法使いを見上げました(サスデレラ、床に座っています)。
「仕事だからさ…?」
 魔法使いは「あれ?」という顔をしました。
 そりゃそうです。顔が近づきすぎです。これはラブシーンではありません。手を握るだなんて台本にありましたか。
 魔法使いは慌てた様子でサスデレラから離れました。
「仕事だからだっ」
 言い捨ててぷいとそっぽを向いてしまいます。顔がちょっと赤いです。
「とにかく城に行って王子と踊ってきな。馬車は南瓜で馬は鼠。御者はそこのくるみ割り人形」
「鼠が馬ってちょっと不安なんですが」
「心配するな。俺の魔法は完璧だ」
 ゆっくりと照明が落ち、ドライアイスの煙が立ち込めました。 
「ビビディー・バビディー・」
「呪文はそれなんだ?」
「Boo!」
 一瞬暗闇になったかと思うと、カッとライトが照らされます。
 舞台の上には若草色のドレスを着たサスデレラにカボチャの馬車(の大きな絵が貼りつけられている大八車)、くるみ割り人形と同じ格好の御者、そして学ランに鉢巻の少年が二人立っていました。
 鉢巻きには墨で『特攻』と書かれています。
「Perfect!!」
「え?マジで?」
 魔法使いは至極満足げです。
「なんだよ。兵隊みてえな御者は気にいらねえか?」
「そこじゃなくて!何か応援団みたいな人たちがいるんだけど…」
「ああ、馬か」
「馬なのアレ!?」
 そう、応援団と見えたのは馬に変身した鼠のユキムラとモトチカだったのです!
「唯一の出番!気張りますぞチカベ殿!!」
「おうよ!田舎者どもが目に物見せてやろうぜ!!」
 ガガッと熱く拳を打ち付け合っています。
 サスデレラがキラキラしたティアラの下で青い顔をするのもお構いなしに、魔法使いはローブの腰元に六本の杖をしまい込みました。
「因みにこの魔法は夜中の十二時に解けちまうからな。それまでに帰って来いよ」
「は?なんで十二時?」
「体験版だからだ」
「うわあ…」
 現実的な言葉に肩を落とすサスデレラに、魔法使いはにっこりと輝かんばかりの笑顔を浮かべました。
「国中のお偉方に俺の魔法をしっかり宣伝して来いよ?」
「仕事ってそれェ!?」
「Yes,exactry. っつーわけで、城で灰被りの格好さらすんじゃねェぞ。賠償金払わせるからな」
 サスデレラはがっくりと床に膝を突きました。
「生活費以外のお金なんて持たされたことないよ…」
「Oh,」
 悪徳商法じみた魔法使いもこれには同情の目を向けます。
「まあ十二時前に帰りゃ良いだけの話だ。…いざとなったらお前が会場から掻っ攫ってこい」
「……」
 くるみ割り人形の御者は魔法使いの命令に無言で頷きました。
 この御者が果たして馬を制御してくれるのか、サスデレラは激しく不安そうな顔をして巨大カボチャの馬車に乗り込みます。
「よし、後は任せたぜGuys―――,Good luck!!」
 音楽が鳴り響きました。
「「ウオオオオオォォォォ!!」」
「ギャアアアアアア!?」
 叫び声が音響をかき消します。
 二頭の学ラン姿は南瓜の馬車を引いて、観客席の間を駆け抜けて行きました。

 観客が馬車を見送るうちに魔法使いが姿を消し、暗転。

 さて、再びスポットライトが舞台を照らすと、そこは王宮のダンスホールです。
 踊る人々がくるりと回って舞台端によります。
 舞台の中央奥、一段高い玉座に座すのは、金の髪に白い衣装も眩しいそれは美しいカスガ王子でした。
 ベル薔薇がオスカル様の再来かという凛々しさです。
 カスガ王子は涼やかな眉を寄せ踊る人々を見回しました。
「王子、どうですだ?お目にかなう方はいらっしゃいましただか?」
 青みがかった髪の小さな大臣が、玉座の脇に控えています。
 王子は首を振りました。
「いや…難しいものだ」
 と、そこに、よれよれとした足取りで緑のドレス姿が現われました。
 サスデレラは車酔いしたようです。
 オレンジ色の髪に薄緑と萌黄が輝く生地、足元に光る靴は中々どうして美しいのですが(馬子にも衣装と申します)、如何せん顔色が青くふらついていました。
「あれは…」
 しかしその奇妙な様子が目を引いたようで、王子がサッと玉座から立ち上がります。
「あー、駄目…お料理入らない…」
 呟いて壁に手をつくサスデレラの前に、王子はツカツカと歩み寄りました。
 踊っていた人々の視線が集まり、サスデレラも顔を上げます。
 その呆気に取られた顔を一瞥して、王子は微妙に眉を寄せました。
「…私と一曲願えますか」
「や、そんな嫌そうに言うくらいなら」
 両手を胸の高さに挙げて辞去しようとするサスデレラに、王子の美貌が殺気を帯びます。
「よろこんでー…」
 サスデレラはへらり、と笑うしかありません。
 ワルツが流れ始めました。
 1・2・3・1・2・3とぎこちないステップが始まります。
(ダンスは役者が嫌がって別々に練習していたというのは舞台裏の話です)
 くるりと回った所で、王子の足がサスデレラの足を踏みました。
「イッッ!!!」
「これは失礼」
 棒読みで王子が謝ります。
「うわあ、大変だべ!」
 小柄な大臣が駆けつけました。
「申し訳ない、すぐに医者を」
「いえそんな…」
「足が腫れてはいないか?」
 またしても王子の端正な顔が殺気を帯びます。
「え、えーと」
 怪我が有るとも無いとも言いかねて、サスデレラは口ごもりました。
 その時です。

―――リンゴーン、リンゴーン、リンゴーン…

 鐘の音が鳴り始めました。

 ザア、と青ざめたサスデレラにスポットライトが当たり、舞台に魔法使いの声だけが響きます。

『城で灰被りの格好さらすんじゃねェぞ。賠償金払わせるからな』

…リンゴーン、リンゴーン…

「し、失礼します!」
 サスデレラは身を翻しました。
「ッ!待て!」
 王子が叫んで追いかけます。
「スミマセン!帰らせてください!!」
「逃がすかァ!!」
 王子が叫んで手近にあった燭台を苦内のごとくに飛ばしました。
 燭台が足元にあたり、サスデレラは一瞬よろめきます。
「わっ!?」」
 階段下(舞台下)に控えていた南瓜の馬車から御者の腕が伸びて、サスデレラをそのまま中に引き込みました。
「回収しましたぞチカベ殿!」
「よっしゃ行くぜェ!」
 そうしてまた雄たけびを上げ、学ランホースが南瓜の大八車を引いて駆け抜けてゆきます。
 舞台に残された王子は、光る何かを拾い立ち上がりました。
「王子!それは…?」
 青い髪の大臣が駆けつけます。
「ガラスの靴だ」
「わあ、何て美しい靴だべか!」
「持ち主を探し出すぞ」
 王子はキッと顔を上げました。
 金髪がライトにキラキラと輝きます。
「…国中を廻ってでも」
 決然とした声に、十二回目の鐘の音が高らかに響きました。

 そして再び、暗転。

 舞台が明るくなると、そこはサスデレラの住むお屋敷となります。
 上手に庭、壁を挟んで屋敷の中、サスデレラはそのさらに下手の、台所と思しき場所で、悄然と椅子に座っています。
「ああ、どうしよう…借り物の靴を落としちゃって」
 三角巾をした頭の中は賠償金のことでいっぱいのようです。
 サスデレラがため息をついていると、庭にテクテクと青い髪の大臣が歩いてきました。
 何かの箱を脇に抱えています。
 コンコンコン。
 屋敷の扉をノックしました。
 モトナリお義母様が玄関に近寄ります。
「何者だ。我はセールスにも新聞にもNHKにも用は無いぞ」
「お城からの使いだべ!夕べのパーティーに出席したもん、あつめてくんろ!」
 そう述べる大臣の後ろから、馬(学ランではなく、正真正銘の白馬の被り物をした黒子です)に乗ったカスガ王子が現われました。
 モトナリお義母さまとランマルお義姉さまが扉を開け、王子を睨みつけます(台本ではうやうやしくお辞儀をする事になっていますが)。
 カスガ王子は馬上から二人を見下ろし、「これで全員か」と問います。
 その様子を、サスデレラは台所の扉に隠れて見つめていました。
 が、しかし。
「このガラスの靴の持ち主を探しているのだが―――」
 王子の言葉とともに小さな大臣が、箱を開けます。
 中に収められていたのは、キラキラと光るガラスの靴。
「我は知らぬな」
「丸も知らないぞ」
 バン!と台所のドアが開きました。
「ッ賠償金ーーー!!!」
 継接ぎだらけの服にエプロン、三角巾。
 どうみても下働きという格好のサスデレラが、我を忘れて叫びました。叫んだ単語が切実です。
「じゃなかった!ガラスの靴!それ、俺のです!!いや俺のじゃないんですけど!!!」
「お前のかお前のではないのかハッキリしろ」
 カスガ王子がアルトの声で剣を抜きました。
 サスデレラ、手討ち寸前です。
 しかしカスガ王子はジロリ、と三角巾の下の髪と顔を睨み、剣を収めました。
「…確かに、昨日これを履いていたのはお前だったな」
「はい!そうです!返してください!!」
 フム、と王子は頷きます。
「ではこれと同じものを、城に献上できるか?」
「…は?」
「お前が履いたものではなく新しいものが良い。サイズは25・5だ」
 サスデレラはエプロンに目を落とし、気まずい顔をしました。
「いや、それ俺のじゃなくて借り物で、しかももう片方は昨日の十二時にドレスともども消えちゃって「打ち首か磔どちらか選べ」えええええ!!!?」
 王子はその美貌に凄みのある暗雲を重ねます。
 サスデレラ、絶体絶命です。

 こんな窮地に追い込まれたのも元はと言えば―――。

「助けて魔法使いさん―――!」
 ライトが舞台の上方、バスケットゴールの上に走る通路に集まりました(舞台は講堂兼体育館です)。

「Ya-Ha-!!!呼んだなCindy!」

 現われました!六本の魔法の杖を構えた魔法使いです!! 
 そしてゴールをまたいで今、飛び降りましたーーー!!!

「何やってんのアンタアァ!!!」
 叫んだのはサスデレラです。演技でなく真っ青な顔で、舞台から飛び出そうとするその首にカスガ王子の剣がひたりと押し当てられることで危うく踏みとどまりました。
 魔法使いは勿論怪我一つなく舞い降りて、にやりと笑みを浮かべ立ち上がります。
 派手好き筆頭は伊達じゃありません。
「さァて、この俺に何の用だ?」
 コツコツと足音を立てて舞台に上がった濃紺のローブ姿を上から下まで睨み付け、カスガ王子はずい、とガラスの靴を示して見せました。
「察するに、貴様がこの靴の持ち主か」
「Yeah, それがどうした」
 カスガ王子と魔法使いが並ぶと舞台が照明のせいでなく輝きます。美人って恐ろしいですね。主人公のサスデレラも眩し気な顔で舞台の奥に控えました。
「同じものを発注したい」
「ほう」
「サイズは25.5。隣国のケンシン王に献上する品だ
 魔法使いはピュー♪と口笛を吹いてみせました。
「そいつァでかい仕事だなあ」
「三日以内。報奨金は弾む」
 王子の言葉に魔法使いはニイと笑い、観客席に向かってVサインなぞ向けて見せます(舞台の下から悲鳴ともつかぬ歓声があがりました)。
「引き受けた」
「うむ」
 それまで舞台の端にいたサスデレラが、そこでそろそろと前に出てきました。
「あのー、王子さま?つまり王子さまは花嫁ではなく隣国への献上品をお探しだったわけで?」
 王子の美しい眉が跳ね上がりました。
「それ以外の何がある」
 ですよね、あははー。
 ただ他に突っ込んでくれる人がいないから口にしただけのことです。
 乾いた笑いを浮かべるサスデレラの肩を、魔法使いがポンと叩きました。
「Thank you Cinderella!作ったは良いが買い手がなくて困ってたんだ、ガラスの靴」
 どこまでも現実的な言葉を吐くメルヘン世界の住人に、サスデレラはじとりとすわった視線を向けます。
「感謝してるなら、一個お願い事を聞いてくれませんかね?」
「おー。言うだけ言ってみろ」
 さわやかに微笑んでいる魔法使いの手を、電光石火掴み取り、サスデレラはぐいと顔を近づけました(今回は立っているので魔法使いより頭半分上から見下ろす形になります)。
「魔法使いさんの家で雇ってください」
「What?」
「もう嫌なの!働いても働いてもお給料どころかお小遣いの一つも出ない家事手伝いって言うか専業主婦!!炊事洗濯掃除に繕い物アイロンがけベッドメイキングまでプロ並みだし、今回みたいな事があると不安だし―――」
 まくし立てるサスデレラに、魔法使いは面食らった様子で後ずさりました。
 けれど両手はガッチリと捕まえられたままです。
「…つまり?」
「ハウスキーパーとして働かせてください」
「……」
「住み込みで!」
 サスデレラの勢いに押されて、魔法使いは頷いてしまいました。

 

『その後王子は無事に隣国の王にガラスの靴を送り、二つの国は良好な関係を結びました。魔法使いは王宮お抱えの魔術師となり、シンデレラは魔法使いの屋敷に住み込んで朝から晩まで働いています。
 ただし、今までと違って給金を貯蓄できるようになりましたし、意地悪なお義母さまやお義姉さまに無理難題を吹っかけられることもありません。ネズミたちとクルミ割り人形も魔法使いの屋敷にいます。
 お義母さまとお義姉さまはこちらはこちらで家政婦を雇いましたし、何故か時折遊びに来ては魔法使いお茶をして帰って行きます。魔法使いの方が義理の娘より気に入られたようです。
 シンデレラと魔法使いはそれなりに仲良く毎日を過ごしています。

 そうして皆はきっと末永く、幸せに暮らすことでしょう』


   ―――閉幕―――

 

 

シンデレラ:猿飛佐助(3-A)

魔法使い:伊達政宗(2-B)

継母:毛利元就(3-D)

義姉:森蘭丸(1-E)

王子:かすが(3-B)

大臣:いつき(1-B)

ねずみ(赤鉢巻):真田幸村(2-A)

ねずみ(紫鉢巻):長宗我部元親(3-E)

クルミ割り人形の御者:風魔小太郎(3-B)

脚本+ナレーション(実況中継):貝島ささ(3-A)

 

お付き合いいただきありがとうございました!







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